山形空港、2月18日にハイジャックを想定した訓練 情報伝達など確認

山形空港、2月18日にハイジャックを想定した訓練 情報伝達など確認

山形空港で2019年2月18日(月)、「平成30年度山形空港航空機不法奪取事件対応訓練」を実施します。この訓練はテロ対策の一環として、ハイジャック発生時に備え関係各機関が連携し連絡通報、情報収集、対策本部設置などの初動措置を確認します。実施時間は14時30分から16時です。

訓練用の架空便、名古屋小牧発山形行きFDA3210便が山形空港に着陸直後、ハイジャックされたことを想定し、事件発生の第一報受信、関係機関への通報、現地合同対策本部の設営訓練、各機関の初動活動及び事態変化に応じた活動の確認を行います。

ハイジャックの想定は、山形空港に着陸直後、国際テロ組織のメンバーの自称者「A」が隣の席の乗客に刃物を突き付け、現金10億円と某国行きを要求、便を不法奪取します。仲間がFDA3210便の着陸直後、「B」が乗客を装い、折返し便に搭乗しようとし、手荷物に不審物らしきものを発見、保安検査場で業務中の警察官と小競合いになり、警察官が制圧、捕捉します。この「B」は、「A」の共犯であり、「B」の身柄が確保を知り、「A」は自ら投降するシナリオです。

参加機関は、東京航空局山形空港出張所、県警察本部、東根市消防本部、航空会社、山形空港ビル、県空港事務所など山形空港保安対策協議会を構成する23機関で、約100名が参加します。

期日: 2019/02/18
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