スターフライヤーの2012年3月期決算(2011年4月1日〜2012年3月31日)は営業収入が225億8000万円、本業のもうけを示す営業利益は前期から23.5%減の11億7600万円でした。経常利益は11.1%減の9億8600万円、純利益は19%増の9億6600万円でした。
2012年3月期には2011年7月に羽田/北九州線の増便、羽田/福岡線に新規就航し、定期便の運航体制を構築。航空機材費や人件費などの増加により、営業費用は28.6%増の214億300万円と膨らみました。
増収策では羽田、福岡空港でデルタ航空、北九州空港でチェジュ航空、揚子江快運航空の空港ハンドリング受託、北九州空港ではシンガポール航空、大韓航空の大型貨物機によるチャーター便のハンドリング業務の受託も行っています。
今期は羽田/福岡線が通年化、北九州/釜山線の新規就航で営業収入は268億4600万円、約19%増を見込んでいます。ただし、原油価格高騰、航空機材費が膨らむことから営業利益は36%減の7億4900万円と予想しています。