ANA総研、2018年度の国際線輸送座席数は前年比105.7%

ANA総研、2018年度の国際線輸送座席数は前年比105.7%

ANA総合研究所は2019年3月7日(木)、2018年度日本乗り入れ国際線輸送座席数を発表しました。これによると、前年より331万席増の6,177万席、前年比105.7%となりました。

このうち、ハワイを含む南北アメリカ大陸(TC1)は、33.1万席増の前年比104.9%、ヨーロッパ・中近東・アフリカ(TC2)は25.1万席増の前年比106.2%、アジア・オセアニア(TC3)は273.0万席増の前年比105.7%と、全体的に増加傾向となっています。方面別の割合は、全体の80%以上がアジア・オセアニア発着便となり、前年とほぼ同様の結果でした。

全日空(ANA)の国際線は、国内31空港に乗り入れていますが、成田、羽田、関西の3大空港では、輸送座席数が前年比105.1%の4,681万席、そのほかの28空港は前年比107.5%の1,496万席といずれも増加しています。

政府が定めた2020年の訪日旅行者目標値に必要な座席数は、現在の供給座席数より約567万席多い6,744万席で、羽田空港の航路で東京都心上空ルートの新設と成田空港の運用時間の拡大で十分に達成できるとの見込みを示しています。

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