アメリカのアエロセールは2019年3月29日(金)、アリゾナ州グッドイヤーの自社MRO施設で、エリクソン・エアロ・タンカー向け消火用エアタンカー1機を契約、MD-87を改造します。
アエロセールは自社MRO施設で行う改造は、これで6機目となります。改造後のMD-87は、450ノットで飛行し、3,000ガロンの難燃剤を積載、散布可能な範囲は900マイル、約1,600メートルの滑走路で離陸が可能です。
エリクソン・エアロ・タンカーは現在、改造されたMD-87を7機、MD-83を1機を保有しています。保有機材には日本エアシステムと日本航空(JAL)で使用されていたMD-87、機体番号(レジ)「JA8370」などが含まれています。
なお、アエロセール インクはエリクソン・エアロ・タンカーが保有する機材の重整備も実施しています。