瀬取りの警戒監視活動、英「モントローズ」が北朝鮮の積み替えを確認

瀬取りの警戒監視活動、英「モントローズ」が北朝鮮の積み替えを確認

ニュース画像 1枚目:モントローズが確認した北朝鮮の積み替え疑惑
© Royal Navy
モントローズが確認した北朝鮮の積み替え疑惑

イギリス国防省は2019年4月5日(金)、北朝鮮の「瀬取り」を確認したと発表、これを受けて防衛省も4月6日(土)、イギリス海軍を支援している旨を公表しています。北朝鮮による国連の制裁回避、いわゆる「瀬取り」への対応は、日本だけでなくイギリス、カナダ、フランス、オーストラリア、ニュージーランドなど関係国が警戒監視活動を実施しています。

イギリスの発表によると3月2日(土)未明、漁船と伝達していた北朝鮮籍タンカー「SAEBYOL(セビョル)号」が公海上で国籍不明の船舶と接舷し、禁止されている洋上の積み替え「瀬取り」を実施していることが発見されました。この件は、イギリス海軍フリゲート「モントローズ(F236)」が海上自衛隊第1海上補給隊所属の補給艦「おうみ(AOE-426)」と連携、確認した事案です。

防衛省は引き続き、関係国と緊密に協力し、国連安保理決議の実効性を確保する取組を実施していく方針です。

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