航空自衛隊防府北基地は2019年4月10日(水)、第75期航空学生課程の入隊式を挙行しました。入隊式には73名の航空学生が参加し、式終了後には、西部航空音楽隊の祝賀演奏や、第74期航空学生によるドリル展示などが実施されています。
入隊式では74期生のファンシードリル、祝賀会食、防府北基地に保管されているF-104J「46-8636」をバックに集合写真などが撮影されています。
防府北基地の航空学生は、高校または中等教育学校卒、高専3年修了者や高校卒業と同等以上の学力がある男女を対象に空自パイロットなどを養成しています。第12飛行教育団に入隊、約2年間の座学を中心とした基礎教育を受け、さらに飛行幹部候補生として飛行準備課程を経て、T-7に夜飛行訓練を経て、希望や適性を踏まえ戦闘機は芦屋、浜松でT-4、輸送機・救難機は美保でT-400のそれぞれ基本操縦課程に進みます。
なお、2019年の入隊式では例年実施されている祝賀飛行は、4月9日(火)に発生したF-35Aに伴う他機種の飛行停止に伴い中止されています。