ジャムコ、2019年3月期の業績予想を修正 特別損失計上も

ジャムコ、2019年3月期の業績予想を修正 特別損失計上も

ジャムコは2019年4月26日(金)、2019年3月期連結業績予想の修正と、営業外費用と特別損失の計上を発表しました。

売上高は、航空機シートなどの製造関連の一部工事が、翌期以降に繰り延べられたことなどにより減少はしたものの、為替相場が計画上の想定為替レートに対して円安で推移したことや、航空機内装品などのスペアパーツ販売の増加により増加する見込みです。

営業利益は、一部プログラムで初期コスト増加による工事損失引当金の追加計上で原価増はしたものの、円安の影響やスペアパーツ販売増加、販売費と一般管理費の減少などで増加する見込みです。経常利益は、営業外費用に支払補償費を計上はしたものの、営業利益の増加と、営業外収益として為替差益を計上することより増加する見込みです。

このほか、航空機シートの製造関連での支払補償費を営業外費用として計上するほか、3月26日(火)に公表された、同社子会社の不適切な検査業務に関連する費用として、品質関連損失を特別損失として計上します。

■ジャムコ2019年3月期通期業績予想
売上高 81,900 -> 84,000
営業利益 3,110 -> 4,300
経常利益 2,680 -> 3,200
当期純利益 1,800 -> 1,900
営業外費用の計上 785
特別損失の計上 247
※単位は百万円

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