エアバス、ライオン・エア・グループ初のA330neoをロールアウト

エアバス、ライオン・エア・グループ初のA330neoをロールアウト

ニュース画像 1枚目:ライオン・エア塗装のA330neo
© AIRBUS S.A.S.
ライオン・エア塗装のA330neo

エアバスは2019年5月6日(月)、ライオン・エア・グループ初となるA330neoをトゥールーズで公開しました。同機は、シンガポールを拠点にする航空機リース会社のBOCアビエーションからリースし、運航されます。

ライオン・エア・グループは計10機のA330neoを受領する予定で、そのうち8機はBOCアビエーションとリース契約を締結しています。同機は440席のモノクラス制で、ライオン・エアが特定の国内路線のほか、サウジアラビアへの巡礼サービス向けチャーター便として利用されます。また複数の機材は、タイ・ライオン・エアがタイ発の長距離線でも利用します。

ライオン・エアの塗装が完了したA330neoは、数週間以内にデリバリーされる前に、地上試験を経て、飛行テストなどが実施される予定です。

A330neoは、ワイドボディ機のA330をベースにした次世代機で、A350 XWBに採用された最新技術を取り入れています。ロールスロイスの最新トレント7000エンジンを採用し、現行のA330と比べるとA330neoは1席当たり25%の燃料消費を削減します。

また、新客室ブランドの「Airspace」を導入し、より多くのパーソナルスペースと最新世代の機内エンターテイメントと接続性で、他では味わえない体験を搭乗者に提供します。

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