羽田空港、麻しん患者の発生で注意を呼びかけ 同一患者は成田で入国

羽田空港、麻しん患者の発生で注意を呼びかけ 同一患者は成田で入国

羽田空港は2019年5月15日(水)、国際線ターミナルの利用者が麻しんに感染していたことから、同時期に当該施設に滞在した方に注意を呼び掛けています。

麻しんを発症したのは30代の外国籍男性で、5月7日(火)に香港から成田国際空港に入国し、5月9日(木)に頭痛や発疹が出現、5月11日(土)に羽田空港から香港に出国後、香港で医療機関を受診し、5月12日(日)に麻しんと検査診断されています。

成田空港では、5月7日(火)の14時45分頃から到着ロビー、14時59分から16時8分まで京成本線で成田空港駅から京成上野駅へ、また埼玉を経由して長野、群馬に滞在しています。その後、5月10日(金)22時23分から22時42分に、京急エアポートで品川駅から羽田空港国際線ターミナル駅に移動、23時から翌5月11日(土)1時まで羽田空港出発ロビーに滞在しました。

上記の日時から2時間経過するまでの間に当該施設等に滞在した方は、麻しんに感染した可能性があるため、羽田空港では、発熱や発疹・咳・鼻水・目の充血などの麻しんが疑われる症状がある場合は、麻しんの疑いがあることを事前に医療機関に連絡のうえ、指示に従い受診するよう呼び掛けています。

なお、この男性が滞在していた群馬県の保健予防課では、同男性の移動経路、接触者が特定できない施設などをウェブサイトで公開しています。

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