オンライン総合旅行サービス「エアトリ」は2019年の夏休みに人気の渡航先ランキングを公表しました。このランキングは、2019年7月20日(土)から8月31日(土)までに出発する、海外航空券の予約数を2018年の同時期を比較したものです。
1位は中国の首都、北京が入り、2位にカナダのバンクーバー、3位はグアムです。1位の北京は、9月開港に向けた北京大興国際空港の建設が進められています。国際線と国内線を合わせた航空旅客数が世界で2位の中国は、2020年代半ばにはアメリカを抜き1位になる事が予想されるほど、旅客数が増加しています。
2位のバンクーバーは、エア・カナダが6月1日(土)から10年ぶりに関空/バンクーバー線を就航させています。この路線は2008年に運休後、2015年からエア・カナダ・ルージュが運航していましたが、2019年から運航会社がエア・カナダに変わり、航空会社が同路線に注目していることが伺えます。
3位のグアムは、2018年にティーウェイ航空が名古屋(セントレア) 発着、チェジュ航空が関西発着と、LCC各社がグアム線に就航し、グアム政府観光局も日本事務所の運営体制を再編成し、日本でのグアムのPR活動強化も渡航者の増加に繋がったとみられています。
■2019年夏休み人気急上昇渡航先ランキング 1位:北京(中国) 2位:バンクーバー(カナダ) 3位:グアム 4位:ダナン(ベトナム) 5位:パリ(フランス) 6位:釜山(韓国) 7位:大連(中国) 8位:バリ(インドネシア) 9位:ロンドン(イギリス) 10位:ホノルル(ハワイ)