ウィーン空港、大規模なターミナル改修に着工 2023年完成予定

ウィーン空港、大規模なターミナル改修に着工 2023年完成予定

ニュース画像 1枚目:ターミナル改修計画
© Vienna Airport
ターミナル改修計画

ウィーン国際空港は2019年7月11日(木)、大規模なターミナル改修の起工式を実施しました。5ツ星空港を目指し、ターミナル2とピア・イーストの改修、またターミナル3に7万平方メートルの広さのビルを追加、拡張し、約5億ユーロを投資します。

1960年台に建設され、同空港の中で最も古い建物の1つであるターミナル2は、全体を改修し、壁、床、照明をアップグレード、屋根もリノベーションされます。ターミナル1とターミナル3の間に位置するターミナル2からは、ショッピングや飲食施設、また新たな中央保安検査場を介して、出入国審査、搭乗口「B」「C」「D」へのアクセスを提供します。現在の予定では、新たなターミナル2は2020年末までにリニューアルオープンする予定です。

また搭乗口「D」のあるピア・イーストも完全に近代化され、質の高いショッピングや飲食も楽しめるスペースに改修されます。2021年初めから工事を開始し、2023年初めに完了する予定です。

ターミナル3の南側に建設される拡張ビルには、快適な待合エリア、新たなバス乗り場に加え、リテール、飲食施設が30店舗以上展開します。特にオーストリアのブランドにこだわり、ウィーンやオーストリアで最も有名なレストランなどを募集する予定で、2020年から入札手続きを開始します。拡張ビルは、搭乗口「F」「G」「D」間の便利な乗り継ぎを提供するほか、将来的にターミナル3に中央保安検査場が設置されます。2020年中旬から工事を開始し、2023年中旬のオープンを予定しています。

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