アンリ・ファルマン機、8月から所沢航空発祥記念館で展示

アンリ・ファルマン機、8月から所沢航空発祥記念館で展示

ニュース画像 1枚目:アンリ・ファルマン 1910年型複葉機
© 喜多川 秀男
アンリ・ファルマン 1910年型複葉機

所沢航空発祥記念館は2019年8月1日(木)から、日本初の動力飛行を実現したアンリ・ファルマン機の実機を展示します。航空自衛隊、埼玉県、フランス航空教育団来日100周年記念事業実行委員会の協力と連携により、ゆかりある所沢航空発祥記念館での展示が決定しました。

アンリ・ファルマン機は1910年12月、代々木練兵場で徳川好敏大尉の操縦で動力飛行し、1911年4月に現在は所沢航空記念公園となる日本初の飛行場「所沢飛行場」で飛行しました。同機は引退後、所沢で保管され、第二次世界大戦後はアメリカ空軍に接収されライト・パターソン空軍基地のアメリカ空軍博物館に収蔵されていました。

日米修好100周年および日本の航空50周年を記念し、1960年にジョンソン空軍基地、現在の入間基地で徳川元中将も出席し、日本に返還されました。その後、交通博物館で展示されていましたが、同館が2006年に閉館し、入間基地の修武台記念館に移設、保管、収蔵されていました。

搬入、組立作業は7月19日(金)から7月31日(水)まで行う予定です。この作業の様子は、安全柵越しに見学できます。また、作業は天候などによる計画の調整など、日程が変更となる場合があります。

期日: 2019/07/19から
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