ボーイング、豪空軍に737AEW&Cウェッジテール最終号機を引き渡し

ボーイング、豪空軍に737AEW&Cウェッジテール最終号機を引き渡し

ボーイングは2012年6月4日、オーストラリア空軍に737AEW&Cウエッジテールの最終6号機を引き渡したと発表しました。Flyteamメンバーから、横田経由でオーストラリアへ向かう同機と思われる航空フォトが投稿されています。

横田基地でのオーストラリア空軍 737AEW&Cウエッジテール

オーストラリア空軍ではニューサウスウェールズ州ニューキャッスルにあるウィリアムタウン空軍基地の第2飛行隊に同機を配備し、ノーザンテリトリー州のティンダル空軍基地に分遣隊を置いています。

737AEW&Cは、ボーイング737-700をベースに、先進多目的電子走査レーダーと10のコンソールを備え、空中および海上の目標を同時に追尾できる早期警戒管制機です。オーストラリア空軍が1997年に採用を決めましたが、開発に手間取り計画が遅延していました。

オーストラリア空軍の6機のほか、韓国空軍向けピースアイ計画に3機を引き渡し、今年後半にもう1機が追加されます。さらにトルコ空軍向けピースイーグル計画でも、今年の年末までに1機を引き渡す予定です。

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