パスコとヴェリスク、戦略的パートナーシップ提携に向けた覚書を締結

パスコとヴェリスク、戦略的パートナーシップ提携に向けた覚書を締結

ニュース画像 1枚目:パスコ島村社長とヴェリスクのスティーブンソンCEO
© パスコ
パスコ島村社長とヴェリスクのスティーブンソンCEO

航空測量や空間情報事業を手がけるパスコと、データアナリティクス大手のヴェリスク・アナリティクスは2019年7月24日(水)、戦略的パートナーシップ提携に向けた覚書を締結しました。

この締結は、パスコ連結子会社のキーストーンの全出資持分を、ヴェリスク・アナリティクス傘下のジオムニに譲渡し、協業関係の構築に発展したものです。

今回の株式譲渡と覚書の締結でパスコは、アメリカで航空撮影事業をジオムニに委ね、人工衛星や車両搭載型レーザー計測システム(MMS)などを活用した収集技術と加工・処理技術で、ヴェリスク・アナリティクスと革新的ソリューションの共同開発や協業分野の本格的な検討に着手します。

ヴェリスク・アナリティクスは、アメリカで高精細な航空写真ライブラリと、AIを活用した画像認識で、損害保険業界向けリスク評価や損失シミュレーションなどの空間情報とデータ分析を組み合わせたサービスを提供しています。

また、パスコとそのグループ会社は、日本やアジア地域での事業展開実績と、航空機をはじめ、人工衛星やMMSなどを活用したデータ取得能力を有し、広域災害時には迅速な被災状況の把握のための画像解析や分析などの成果を提供しています。

両社は、覚書の締結に基づき、日本・アジア地域を中心に、地理的・社会的特性や各国のビジネスニーズを踏まえた、空間情報ソリューションの開発に向け、共同で検討を進めていきます。

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