2018年度の交通管制に関する安全情報、重大インシデントは3件

2018年度の交通管制に関する安全情報、重大インシデントは3件

国土交通省航空局は2019年6月14日(金)開催の「第6回交通管制安全情報分析委員会」で平成30年度の「交通管制に関する安全の向上のための取り組み」をまとめ、公表しました。

交通管制分野の業務提供者から報告された安全情報について、評価・分析を行い、2018年度に発生した航空事故は0件、他の航空機が使用中の滑走路への着陸を試みるなど、航空保安業務が関連する可能性のある重大インシデントは3件で、うち1件は2018年度中にフォローアップが完了しています。

また、航空局は、国管理空港運営権者などに対して定期安全監査を実施したほか、自然災害による航空保安施設の対応能力分析、機器の誤操作や請負者による誤った作業に係わるヒューマンファクターの傾向分析と検証、航空管制官に「疲労管理」導入を決定するなど、2018年度中に実施した安全性向上に向けた様々な取り組みが報告されました。

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