TAPポルトガル航空は2019年8月13日(火)、2020年夏スケジュールの路線計画を発表しました。長距離路線の機材更新、A321LRのさらなる受領で、長距離路線を増便するほか、ヨーロッパ域内の路線を再編し、マドリードを結ぶシャトル便の運航を開始します。
このうちポルト発着路線は、競合の多いバルセロナ、リヨン線を運休し、ポルト/マドリード間で新たなシャトル便「Ponte Aérea」を1日6便と、現在の倍以上の便数で運航します。ポルト/リスボン間のシャトル便「Ponte Aérea」も、2019年比でデイリー便を1便多く運航します。
ハブであるリスボン発着では、シュツットガルト、ケルン、バーゼル線の運航取りやめる一方、スペイン路線を拡充します。新たにサンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)線を開設するほか、バルセロナ線を1日6便から1日7便に、ビルバオ、バレンシア、マラガ線を1日2便から1日3便、 セビリア線を1日3便から1日4便に増便します。また、カサブランカ線も増便するとともに、2019年に就航したテルアビブ線も1日2便に増便、モスクワ線にもA321LRを投入します。
なお、イギリスのEU離脱に伴う不透明さに伴う需要の低迷により、ロンドン・シティへの運航を取り止め、その減便を補うため、リスボン、ポルト発着で他のロンドンの空港へのフライトを増加させます。