カンタス航空子会社のカンタス・フレートは2019年8月27日(火)、リース契約を締結した747-8Fの2機のうちの最初の1機をシドニーで受領しました。
カンタス航空との契約に基づき、アトラス航空が運航する機材で、747-400Fと比較すると7個分のパレット・スペースが多くあることから、積載量が20%増加します。2機目も運航を開始し、これらの2機はオーストラリア、中国、アメリカを結ぶ路線で運航され、路線の拡大も検討されています。
機材はアトラス航空の塗装で、カンタス・フレートのロゴが機首の側面とドア下に表示されます。747-400Fと比べると、炭素排出量を削減し、より効率的で環境に優しい仕様の747-8Fは、機首部分のノーズカーゴドアが特徴で、規定サイズを上回るオーバーサイズの巨大貨物を簡単に積降載できます。