岡山空港の国際線利用者アンケート、日本人・外国人とも約7割が満足

岡山空港の国際線利用者アンケート、日本人・外国人とも約7割が満足

ニュース画像 1枚目:岡山桃太郎空港利用者3500万人達成ロゴ
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岡山県は2019年8月29日(木)、岡山空港国際線利用者へのアンケート結果を公表しました。国際線利用者の利用実態や空港評価を把握し、利用者目線で岡山空港の利便性向上を図る目的に、5月31日(金)から6月23日(日)まで国際線搭乗待合室で調査員による対面聞き取り式でアンケートを実施しました。

これによると、外国人利用者の居住地は、台湾が33.3%ともっとも多く、次いで韓国が28.4%、香港が21.6%、中国が14.5%となり、この3年間の岡山空港の利用回数は「1回」と回答した人が84.8%を占めました。利用した路線の割合は台北線が34.1%、仁川線が29.9%、香港線が22.5%、上海線が13.5%で居住地割合と比例しており、旅行の目的は観光が89.2%と大部分を占めています。

外国人利用者の空港利用に対する感想は、「空港の全体的な評価」の約75%が「満足」または「やや満足」でしたが、「土産品」「Wi-Fi環境」「飲食店」の順に「不満」と「やや不満」が多く見受けられました。

日本人利用者の居住地は、岡山県が72.2%と約4分の3を占め、岡山県以外の中国地方が13%、四国地方が9.2%、関西地方が2.6%となっています。岡山空港から航空機を利用した旅行の回数は「11回以上」が31.6%と最も多く、過去3年間に海外旅行で利用した空港は、関西空港が59.0%、次いで岡山空港が50.2%でした。今回利用した路線は、仁川線が33.7%、台北線が27.8%、上海線が25.7%、香港線が12.7%で、旅行の目的は71.7%が観光、ビジネスが20.8%となっています。

日本人利用者の空港利用に対する感想では、「空港の全体的な評価」は約68%が「満足」「やや満足」との回答で外国人利用者より若干低い結果となり、「今回利用する路線の発着時間帯」「飲食店」「自家用車用の駐車場」の順に「不満」「やや不満」の声が多く聞かれました。

岡山空港の国際線は現在、仁川、上海、台北の3路線線がデイリー、香港線が週3便の運航となっています。

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