アメリカ空軍B-52H、パラオ近海で漂流した漁船の捜索救難を支援

アメリカ空軍B-52H、パラオ近海で漂流した漁船の捜索救難を支援

ニュース画像 1枚目:B-52Hストラトフォートレス
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Zachary Heal
B-52Hストラトフォートレス

アメリカ太平洋空軍の第69遠征爆撃飛行隊(69EBS)に所属するB-52Hストラトフォートレスが2019年8月13日(火)、グアムのアンダーセン空軍基地を離陸し、パラオの北西およそ277キロメートルを漂流していたインドネシア船籍の漁船、KMアレルヤの捜索救難を支援し、8名の船員を救助しました。

KMアレルヤは7月28日(日)にエンジンの故障で10日間ほど漂流していたところ、日本の漁船を発見し、1名がボートで救助を求めて日本漁船にたどりつきました。しかし、天候の悪化により、日本漁船がKMアレルヤを捜索したものの、位置を特定できずに発見に至りませんでした。

KMアレルヤ漂流の通知を受け、アメリカ沿岸警備隊カッター船「キスカ(WPB 1336)」、HC-130と共に、アンダーセン空軍基地を早朝に離陸したB-52Hが捜索にあたり、開始から2時間後にKMアレルヤを発見しました。HC-130が救援物資を投下し、アメリカ船舶位置通報システム(AMVER)を搭載したリベリア船籍の貨物船Islスターに連絡が入り、遭難した漁船の船員8名が救助されています。

期日: 2019/08/13
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