ANA、トヨタ紡織と共同開発した新シートがグッドデザイン賞を受賞

ANA、トヨタ紡織と共同開発した新シートがグッドデザイン賞を受賞

ニュース画像 1枚目:普通席シート
© ANA
普通席シート

全日空(ANA)は2019年10月2日(水)、トヨタ紡織と共同開発し、2019年秋からANA国内線に導入予定の航空機シートが、「2019年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表しました。この賞は、日本デザイン振興会が主催する日本で唯一の総合的なデザインを評価、推奨する制度です。

このシートは、どの体格の方にもフィットする形状を実現し、利用者の利便性を考慮した点が高く評価されています。タッチパネル式パーソナルモニター装着などの機能充実や、スリムなシート形状で開放感を創出するなど、ANAのノウハウとニーズを軸に、トヨタ紡織が自動車シート開発で培ってきた知見と高品質のモノづくりが活かされています。

審査委員はこのシートについて、「座った第一印象も、長時間の座り心地も、とても素晴らしい。相対的なクラス制度が当然の公共交通において、一番エコノミーな座席でも、抜かりなく高品質を目指した姿勢は高く評価されるべきだと思う」とコメントしています。

なお、このシートは、審査委員が個人的に気に入った一品を紹介する「私の選んだ一品」にも選出され、10月2日(水)から10月25日(金)に六本木の東京ミッドタウンで開催される「私の選んだ一品2019展」に展示されます。

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