天津で2019年10月10日(木)から10月13日(日)に開催された第5回中国天津国際ヘリコプター博覧会で、中国が新たに開発した直-20(Z-20)多目的ヘリコプターが発表されました。
直-20を開発したのは、中国航空工業公司(AVIC)で、10月1日の国慶節の軍事パレードにも参加し、天安門の上空を飛行しました。国産のターボシャフトエンジン2基とフライバイワイヤを備えています。博覧会では、3機の直-20が飛行展示を行いました。
中国のヘリコプターは、これまで旧ソ連の流れを汲む機体と、フランスの流れを汲む機体がありましたが、直-20は中国独自の設計のヘリコプターになります。
中国天津国際ヘリコプター博覧会は2011年から隔年で、天津市人民政府、中国航空工業公司、中国人民解放軍の共催で行われています。