南紀白浜空港のIoTおもてなし実証、バスやゴルフ場など5施設が参加

南紀白浜空港のIoTおもてなし実証、バスやゴルフ場など5施設が参加

ニュース画像 1枚目:南紀白浜エリア、IoTおもてなしサービス実証
© NEC
南紀白浜エリア、IoTおもてなしサービス実証

南紀白浜エアポートとNECは2019年10月25日(金)、白浜観光協会が推進する顔認証を活用した「IoTおもてなしサービス実証」の利用施設を拡大すると発表しました。

追加となるのは、南紀白浜空港内レストランの「スカイアドベンチャー」、同空港内店舗の「福亀堂」、明光バス、観光名所の三段壁洞窟、南紀白浜ゴルフ倶楽部で、チケット購入や飲食店での決済などが顔認証で可能となります。

加えて、11月からは、実証参加ホテル「SHIRAHAMA KEY TERRACE SEAMORE」のビジネス客やサイクリストをターゲットにした素泊まり専用宿泊施設「RESIDENCE」において顔認証による客室解錠ができるようになります。

なお、NECは、内閣府が実施する事業「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術におけるアーキテクチャ構築及び実証研究」のうち「パーソナルデータ分野」の研究開発項目「生体認証データの事業者間の連携に関するアーキテクチャの実証研究の実施」について採択されました。

これを受け、生体認証データの事業者間連携の社会実装に必要な基盤や制度に資するための調査・検討を行います。今回の実証内容の拡充と実証期間が2020年2月まで延長されたのはこの一環です。また、11月7日(木)と11月8日(金)に東京国際フォーラムで開催される「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2019」で、本実証に関連したセミナーを行う予定です。

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