イギリス空軍は2019年10月22日(火)、17日間実施された多国間演習「ベルサマ・リマ2019」が終了したと発表しました。東南アジアはモンスーンの季節に入り、午後のほとんどは雷雨と集中豪雨で、スコットランド北部のロジーマス基地を拠点とする第2(AC)飛行隊にとり、厳しい気象条件で運用するノウハウを得ることができました。
さらに今回の演習では、ボイジャーが初めてシンガポールに配備され、タイフーンFGRの飛行時間を大幅に延長し、より広範囲のミッションに対応できることが確認されました。
多国間演習「ベルサマ・リマ」には、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、イギリスの5カ国が参加し、南シナ海やマレーシア半島で毎年行われています。