南アフリカ航空、A350-900を導入 年内にも定期便に投入へ

南アフリカ航空、A350-900を導入 年内にも定期便に投入へ

ニュース画像 1枚目:A350-900
© AIRBUS
A350-900

南アフリカ航空は2019年10月31日(木)、A350-900の初号機を受領しました。機体記号(レジ)「ZS-SDC」で、海南航空に「B-304Z」として1月に納入された機体がシンガポールで再塗装され、航空機リース会社のアボロンから引き渡しされました。この機体は、南アフリカの航空会社で最初のA350でもあります。

南アフリカ航空は最新の燃費効率の優れた機材の導入により、高い経済効果に加え、機内での乗客の体験をいっそう快適にします。この機材は、ヨハネスブルグを発着するニューヨークJFK路線など、超長距離路線に投入します。これにより、A340-600を更新し、これまで通り直行便での運航を継続します。

南アフリカ航空のA350は、海南航空と同様にビジネスクラス30席、エコノミークラスは309席の計339席仕様です。客室全体で最新の機内エンターテイメントシステムを採用しているほか、ビジネスクラスはフラットベッドになります。

11月中にさらに2機、12月に1機を受領し、6週間で4機のA350-900を受領します。すべて規制当局の承認、訓練を経た上で、12月中旬にも定期便に投入される計画です。なお、受領するうちの2機はモーリシャス航空からのサブリースで導入し、南アフリカ航空は3年契約で機材を運用します。

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