キャセイドラゴンと香港エクスプレス、機材最適化でA321neo導入

キャセイドラゴンと香港エクスプレス、機材最適化でA321neo導入

ニュース画像 1枚目:キャセイドラゴン A321neo
© Cathay Pacific
キャセイドラゴン A321neo

キャセイパシフィック・グループは2019年11月8日(金)、キャセイパシフィック航空、キャセイドラゴン、香港エクスプレスの3社が保有する機材の最適化計画を発表しました。

現在、機材更新計画として、グループ全体で2020年から2024年までに受領予定の機材を65機発注しています。この内訳は777-9が21機、A350が12機、A321が32機となっています。これらについて機材の複合的な見直しを実施し、このうち2020年から2022年までに受領する16機のA321neoをキャセイドラゴンに配分します。

残りの16機のA321neoは、7月にグループの完全子会社となった香港エクスプレスが2022年から使用することを決定しました。この発注は2017年にキャセイドラゴンとエアバスが確定契約を締結しています。

キャセイパシフィック・グループには、上記3社のほか航空貨物を扱うエアー・ホンコンと計4社の航空会社があり、それぞれに明確な目的を持っています。キャセイパシフィック航空は、プレミアムサービスを提供するフルサービスの国際航空会社、キャセイドラゴンはリージョナル路線を運航するフルサービスキャリア、香港エクスプレスはレジャー旅行に特化した格安航空会社(LCC)、エアー・ホンコンはエクスプレス貨物サービスを提供する貨物航空会社です。

機材更新計画の見直しにより、それぞれの特徴を活かした発展を目指します。

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