静岡県、伊豆半島沿岸部で無人航空機による物資輸送の実証実験

静岡県、伊豆半島沿岸部で無人航空機による物資輸送の実証実験

ニュース画像 1枚目:実証実験の飛行経路
© 静岡県
実証実験の飛行経路

静岡県は2019年11月17日(日)、海上からの無人航空機による物資輸送の実証実験を実施します。使用される無人航空機は自律制御システム研究所が開発したもので、フェリーからの離発着と自律飛行による輸送を検証します。

実験では、災害で陸路が寸断し、土肥港が使用できない状況を想定し、沖合の船舶から避難所へ、非常食、粉ミルク、通信機器、医療資機材などを想定した緊急物資を、無人航空機が輸送します。

当日の実験スケジュールは、14時40分に土肥港沖のフェリーから離陸し、山川沿いの上空を自律飛行、14時50分ごろに目的地の土肥小中一貫校に着陸、14時50分ごろ往路と同じルートを海上に向け自律飛行、15時に航行中のフェリーに着陸する予定です。

なお、静岡県では実証実験の結果を踏まえ、災害時の無人航空機による物資輸送運用マニュアルを策定する予定です。

期日: 2019/11/17
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