エンブラエル、KLMシティホッパーとE195-E2の発注契約を締結

エンブラエル、KLMシティホッパーとE195-E2の発注契約を締結

ニュース画像 1枚目:エンブラエルとKLMシティホッパーの契約式典
© Embraer
エンブラエルとKLMシティホッパーの契約式典

エンブラエルは2019年11月12日(火)、KLMシティホッパーとE195-E2を確定21機、購入権14機の発注契約を締結したと発表しました。すべての購入権が行使された場合の取引金額は24億8,000万米ドルとなります。この契約は、2019年のパリ・エアショーで確定15機、購入権20機で覚書に署名していましたが、購入権の6機分を確定発注に移し、契約が結ばれました。

契約を確定したE195-E2は、エンブラエルのパートナーのエアキャッスルとICBCフィナンシャル・リーシングのリース2会社とオペレーティングリースを締結し、納入されます。納入は2021年の第1四半期から開始されます。

E195-E2はモノクラス仕様で130席から140席を搭載でき、航続距離は4,540キロメートルです。E190-E2より航続距離は700キロほど短いものの、より多くの旅客を輸送でき、737やA320のおよそ180席程度の需要はない路線の新規開拓、機材更新が見込まれています。

KLMシティホッパーが保有するERJ-190に対し、E195-E2は二酸化炭素排出量を30%削減するほか、座席数が100席仕様から132席仕様となり、スロットに制約があるスキポール空港で、供給座席量を増加させることができます。

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