イギリス空軍(RAF)のタイフーンFGRが2019年11月13日(水)、北大西洋条約機構(NATO)によるアイスランドの領空警備の任務に就いたと発表しました。RAFロジーマス空軍基地、第1(F)飛行隊のタイフーンと100人以上の要員がケプラヴィーク国際空港に派遣され、12月中旬まで駐留する予定です。
RAFがアイスランドに航空機を配備するのは10年以上ぶりのことで、NATOによるアイスランドの領空警備に就くのは初めてです。
アイスランドは空軍を持ち合わせておらず、アメリカ空軍が領空警備に就いていましたが、2006年9月に撤退し、空白が生まれました。ロシア軍の航空機活動が活発になり、NATOに要請したことを受け、2008年5月からNATO同盟国が持ち回りで領空警備にあたっています。