羽田の機能強化、住民説明会で不動産価格の影響や小型機の空域を紹介

羽田の機能強化、住民説明会で不動産価格の影響や小型機の空域を紹介

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東京都心

国土交通省航空局は、2019年11月18日(月)以降に開催する羽田空港の機能強化の取り組みに関する住民説明会で、新たに3項目を追加します。現在、第6フェーズの住民説明会を開催中で、2020年3月からの新飛行経路での運用開始と国際線増便に際し、新たな飛行経路の運用開始までのプロセス、国際線増便に向けたスケジュール、騒音・落下物に関する取り組みなどについて説明しています。

追加項目は、1月30日(木)から3月11日(水)にかけて実施する実機飛行による確認、飛行経路の不動産価格への影響に関する調査結果、羽田空港到着機と小型航空機、回転翼機の飛行する空域分離について、詳細説明が追加で行われます。実機飛行は、航空局のサイテーションCJ4より大型で、定期便で使用する機材と同じ大きさの実機で飛行確認を実施します。

このほか、東京選出の国会議員や都議会、区議会議員などから各議会に質問書の上がっている不動産価格への影響は、成田、伊丹、福岡と離着陸回数の多い3空港を対象に調査、分析したところ、飛行経路と不動産価格の下落を示す因果関係を見出すことはできないことを説明します。

さらに、東京ヘリポートを拠点とするヘリコプターをはじめ、小型機の運用で懸念のあった南風時の新飛行経路で、羽田到着機と小型機や回転翼機の飛行する空域を分離し、航空機が安全に飛行できる運用について紹介します。

期日: 2019/11/18から
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