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クラスJの新たなヘッドレストカバー
日本トランスオーシャン航空(JTA)は2019年11月15日(金)、1年を通じて琉球紅型の作品が楽しめるクラスJ座席の新たなヘッドレストカバーを展開すると発表しました。
第1弾は、紅型三宗家のひとつで300年以上の歴史がある「城間びんがた工房」が特別制作した紅型作品がデザインされています。このヘッドレストカバーは、2020年1月1日(水)から4月30日(木)まで、JTA全路線のクラスJ座席に設置されます。
第1弾のカバーは、城間びんがた工房が最も得意とする「海」をテーマにした「海中艶」という図案で、伸びやかな海藻、枝サンゴ、テーブル珊瑚の周りで、心地よさそうに泳ぐ熱帯魚の艶やかな情景が色鮮やかに描かれています。また、機内でも美しさが表現できるよう、琉球王朝時代の王の色であった黄色をベースに配色されています。
JTAは、沖縄の自然や伝統文化への敬意と感謝の心を基礎に、争いを避け、共存していく道を選択した琉球王国の精神が息づいている作品を鑑賞してもらうことを追求し、新たなクラスJを楽しんでもらう狙いです。