エンブラエル、ブラジル空軍向けA-1Mを初飛行

エンブラエル、ブラジル空軍向けA-1Mを初飛行

エンブラエルは2012年6月19日に、ブラジル空軍向けのA-1Mの初飛行を成功させました。A-1Mは同空軍が持つ43機のAMX亜音速攻撃機の近代改修機で、すでに10機が工場入りしており2013年に初デリバリーする予定です。

同時にA-29スーパーツカノ最終99号機と、F-5M近代改修機2機がブラジル空軍に引き渡されました。

A-29は練習/軽攻撃機で、2003年12月にブラジル空軍の発注で開発がスタートし、世界10カ国で使用されています。同空軍でも高等練習機とアマゾン地域の哨戒飛行に使用しています。

F-5Mは46機のF-5Eを近代改修する計画で、アビオニクスを換装し15年の延命を図るものです。今回引き渡した2機で第1段階が終了し、新たに11機の契約が結ばれ2012年10月から作業に入ります。

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