陸・海・空3自衛隊、12月9日から14日に在外邦人等保護措置訓練

陸・海・空3自衛隊、12月9日から14日に在外邦人等保護措置訓練

ニュース画像 1枚目:C-130H輸送機を使用した邦人移送訓練
© 防衛省
C-130H輸送機を使用した邦人移送訓練

統合幕僚監部は2019年12月9日(月)から12月14日(土)まで、「令和元年度在外邦人等保護措置訓練」を実施します。この訓練は在外邦人の保護措置など、陸・海・空3自衛隊の統合運用能力の向上と、自衛隊と関係機関の連携強化を図ることが目的です。

実施場所は、日吉原演習場、豊川駐屯地、小牧基地、三河港と、これらを結ぶ経路と周辺海空域です。参加部隊と規模は、陸上自衛隊の陸上総隊、中部方面隊、警務隊などから人員およそ200名、車両約20両、CH-47JAが2機、海上自衛隊から人員約250名と艦艇1隻、航空自衛隊から航空総隊、航空支援集団、航空教育集団、補給本部など人員約80名、C-130Hが1機です。

机上訓練は、自衛隊と関係機関と連携を確認します。実動訓練は、先遣調査チームの現地での活動、派遣統合任務部隊の現地に一連の活動、関係機関と連携を実施します。

この訓練には関係機関として内閣官房、外務省も参加します。外国で緊急事態が発生した際、生命や身体に危害が加えられる恐れのある在外邦人を警護、救出して安全な地域へ輸送することが自衛隊法第84条に定められており、2019年度は6回目を数える訓練です。

期日: 2019/12/09 〜 2019/12/14
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