エアバスは2019年12月16日(月)、アイルランド国防総省から海洋監視型のC-295を2機、受注したと発表しました。アイルランド空軍が運用する計画で、これによりC-295の33番目のオペレーターになります。C-295には、統合戦術情報伝達システムや最新鋭のセンサーを装備します。アイルランド空軍は現在、CN-235-100MPAを2機運用しています。
C-295は、CN-235の胴体を延長した発展型です。スペインのコンストルクシオネス・アエロナウティカスS.A.(CASA)が開発・製造し、1997年に初飛行、EADS、エアバスと親会社を変えながら、現在まで引き継がれています。
諸元は、全長24.45メートル、全幅25.81メートル、エンジンPW127G2基、最大速度490キロメートル、航続距離5,630キロメートルです。海洋監視型のほか、輸送型と早期警戒型が開発されています。