ATR、初のグリーンファイナンス機材をBRAブラーテンズに納入

ATR、初のグリーンファイナンス機材をBRAブラーテンズに納入

ニュース画像 1枚目:ブラーテンズ・リージョナルのATR
© ATR
ブラーテンズ・リージョナルのATR

ATRは2019年12月19日(木)、初めてグリーンファイナンスにより、ATR 72-600をスウェーデンのBRAブラーテンズ・リージョナル(BRA)にデリバリーしました。

この機材はドイツ銀行による融資でアヴィエーションPLCが購入、BRAにリースする5機のうちの1機目です。機齢が古いリージョナルジェットをATR-72-600に更新することで、ローン・マーケット・アソシエーションが2018年に制定したグリーンローン原則に沿った取り引きです。2020年に納入完了後は、BRAのATR 72-600は15機に拡大します。

ATR 72-600は、他のリージョナルジェットやターボプロップ機と比較し、二酸化炭素排出量を40%削減しています。また、ターボプロップ機はより少ないパワーで加速できることからより少ない燃料で、短距離路線ではジェットより効率的に運航できます。BRAは、既存の機材を更新し、1機当たり年間7,500トンの二酸化炭素排出を削減でき、環境への影響を最小限に抑えます。

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