ギリシャのエーゲ航空は2019年12月21日(土)、同社で初めてのA320neoを導入しました。この機体の製造番号(msn)は「9400」で、機体番号(レジ)「SX-NEO」で登録されています。
「SX-NEO」は、プラット・アンド・ホイットニーのPW1127G-JMエンジンを搭載しており、1クラス制の180席仕様となっています。この機材は12月20日(金)、フランスのトゥールーズ・ブラニャック空港から、ギリシャのエレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港にフェリーされています。
エーゲ航空は、46機のA320neoファミリーを発注しています。単通路機のベストセラーとなっているA320neoファミリーは、A319neo、A320neo、A321neoで構成され、前世代の航空機と比べ、燃費20%、騒音低減50%を実現し、新世代のエンジンやシャークレットなどの最新技術を取り入れています。
現在、エーゲ航空は国内31路線、国際120路線を運航しており、2010年6月からスターアライアンスに加盟しています。また、2019年にはイギリスのスカイトラックス(SKYTRAX)による「ワールド・エアライン・アワード2019」で、「Skytrax World Airline賞」を受賞しています。