アメリカ空軍創設から72年ぶり、新たな「アメリカ宇宙軍」創設

アメリカ空軍創設から72年ぶり、新たな「アメリカ宇宙軍」創設

ニュース画像 1枚目:アンドルーズ統合基地で開かれた開かれた式典
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Spencer Slocum
アンドルーズ統合基地で開かれた開かれた式典

アメリカのトランプ大統領は2019年12月20日(金)、2020会計年度の国防権限法案にアンドルーズ統合基地で署名し、宇宙軍を創設と、7,380億ドルと日本円でおよそ80兆円にのぼる国防予算が成立しました。

宇宙軍はアメリカにとって空軍の創立以来74年ぶりに陸海空軍などと同格の6つ目の軍になります。トランプ大統領は2018年3月、宇宙軍の創設を提言していました。

宇宙の軍事利用はこれまでアメリカとロシアでほぼ二分していましたが近年、中国の進出が著しいため、この対抗として宇宙軍の創設を進めていました。まずは、空軍で宇宙関連の任務に対応していた部隊、約16,000名を宇宙軍に割り当て、ヴァンデンバーグ空軍基地などが今後、宇宙基地に改称される予定です。

なお、2020会計年度の7,380億ドルにのぼる国防予算には、F-35を60機導入する予算も含まれています。

メニューを開く