ANA Cargo、EU向け貨物の事前情報提出で再度注意喚起

ANA Cargo、EU向け貨物の事前情報提出で再度注意喚起

ニュース画像 1枚目:ANA Cargo 777F
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ANA Cargo 777F

全日空(ANA)の貨物部門、ANA Cargoは2019年12月23日(月)、貨物の事前情報提出制度で、改めて利用者に注意喚起を行っています。

これは、ドイツ税関の審査が2019年4月から厳格化され、より具体的な品名の提供を求めており、情報の不備や申告の遅延など事前情報の提出が適切に行われなかった場合、罰則の適用や引き渡しの遅延などが発生するためです。

対象貨物はEU向けとEUを経由するすべての貨物で、マスターAWBとハウスAWBの「Nature and Quantity of Goods」欄に入力する品名情報は、EU規則のガイドラインに基づき、詳細かつ適切な情報を入力します。また、基本情報では、電子または書面での情報提供時には必ず、「MAWB」と「HAWB」は正確な情報を入力する必要があります。特に、郵便番号の不足が多く発生しているため、ANA Cargoのウェブサイトに掲載している資料を確認するよう呼びかけています。

なお、提出されたデータの不備などにより当局に罰金を科された場合は、荷送人に請求されます。また、ANAでデータ修正を行う場合は、手数料が発生します。

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