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モスクワ市立宇宙飛行士記念博物館
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館「空宙博(そらはく)」は2020年1月14日(火)、2つのロシア宇宙博物館と、連携協力の覚書を締結すると発表しました。これは空宙博が進めている「世界に比肩する博物館」を目指した、海外の博物館との連携の一環です。
1月21日(火)には、「モスクワ市立宇宙飛行士記念博物館」との覚書締結式が実施されます。出席予定者は空宙博の館長や岐阜県商工労働部長をはじめ、モスクワ市立宇宙飛行士記念博物館の館長、宇宙飛行士などです。連携内容は展示物や映像などの所蔵資料の貸借やイベントや企画展の共同企画などで、2019年5月に連携が合意されています。
1月22日(水)には、「連邦国家予算文化機関 K.ツィオルコフスキー記念国立宇宙飛行史博物館」との覚書締結式が実施されます。在ロシア日本国大使館総括公使やカルーガ州知事、カルーガ州文科省大臣などが出席します。連携内容は各種プログラムに関する情報と専門知識の共有や職員の人材育成などで、2019年5月に開催された日露知事会議で連携が決まりました。
空宙博では今回の連携以外に、サンクトペテルブルク歴史博物館と連携協定を締結しています。同館は博物館の連携を通じ、日本とロシアの架け橋となる取組を進め、博物館の魅力向上につなげます。
なお、3月下旬からは、ロシア3博物館との連携企画として、旧ソ連やロシアの宇宙開発の軌跡等を紹介する「空宙博リニューアル2周年 特別企画展」を開催する予定です。