防衛省は2020年1月17日(金)、アメリカ軍再編に伴う嘉手納飛行場と岩国飛行場からグアムなどへの訓練移転を発表しました。
移転する部隊は、嘉手納基地所属のアメリカ空軍第18航空団(18WG)と、岩国基地所属のアメリカ海兵隊第12海兵航空群(MAG-12)です。人員は680名程度、F-15が12機程度、F/A-18が10機程度、KC-135が2機程度、E-3が2機程度、参加します。訓練期間は、2月4日(火)から3月11日(水)までで、期間中は週4日、単独訓練を実施します。
移転先での訓練場所は、グアム島のアンダーセン空軍基地とその周辺区域で、戦闘機による戦闘訓練を実施します。
この訓練移転は103回目となり、国内56回、グアムなどは47回を数えます。グアム等への訓練移転は、日米合同委員会合意に基づき、本来であれば、嘉手納飛行場で実施予定であった航空機による訓練を、グアムなどへ移転します。