岩国空港の萩美術館・浦上記念館すぽっと展示、三輪龍氣生さんの作品展示

岩国空港の萩美術館・浦上記念館すぽっと展示、三輪龍氣生さんの作品展示

ニュース画像 1枚目:花器 瑞鳥
© 岩国空港
花器 瑞鳥

岩国空港の「萩美術館・浦上記念館すぽっと展示」で2020年1月28日(火)、展示作品の入れ替えが行われました。今回は新たに、十二代休雪・三輪龍氣生さんの作品を3月22日(日)まで展示します。

三輪龍氣生さんは1663年から萩藩の御用窯を務めた名門陶家の当主であるいっぽう、作家デビュー以来、一貫して「エロス(愛)」を主題に人間存在の重さを陶造形で問い続けている表現者です。萩焼400年の歴史を踏まえつつもその作陶環境に縛られることなく、自己を表現しており、特異な個性の発露と呼べるほどの衝迫力があります。

岩国空港のウェブサイトでは、「瑞鳥」シリーズの一つ、「鳳凰」をモチーフにした花器を紹介しています。鋭く敏速な瑞鳥の様態に、万古不易ならぬ幸福を待ち焦がれる人の生のはかなさが暗示されていると解説しています。

期日: 2020/01/28 〜 2020/03/22
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