海上保安庁、ジブチに航空機を派遣 海賊護送訓練や意見交換などを実施

海上保安庁、ジブチに航空機を派遣 海賊護送訓練や意見交換などを実施

ニュース画像 1枚目:ロボキさんの航空フォト
© FlyTeam ロボキさん
ロボキさんの航空フォト

海上保安庁は2020年2月8日(土)から2月14日(金)まで、ジブチに航空機と職員を派遣し、ジブチ沿岸警備隊などと海賊護送訓練と海賊対策について情報交換を行います。この訓練は、今回で8回目、航空機の派遣は3年ぶり7回目となります。

派遣する航空機は、第三管区海上保安本部羽田航空基地所属のガルフストリームⅤ「うみわし」です。全長29.39メートル、全高7.89メートル、全幅28.49メートル、速力510ノットです。

訓練は、逮捕した海賊の身柄をジブチを経由し、護送する必要が生じた場合を想定し、ジブチ沿岸警備隊の全面的な協力を得て実施します。さらに、ジブチ沿岸警備隊や設備運輸省と、海賊対策の意見交換や情報交換を予定しています。

海上保安庁は、ソマリア沖やアデン湾で海賊事案が発生した際の法執行活動に備え、海賊対処に派遣される海上自衛隊護衛艦に海上保安官8名を同乗させています。同庁は法の支配に基づく「自由で開かれたインド太平洋」の実現に貢献していく方針です。

期日: 2020/02/08 〜 2020/02/14
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