カナダ空軍は2020年1月28日(火)、次期固定翼救難捜索機(FWSAR)の航空機メンテナンストレーナー(AMT)となるC-295Wが、スペイン・セビリアからカナダの捜索救助(SAR)トレーニングセンターに到着したと発表しました。
AMTは、捜索救難ミッション(SAR)に対応する装備はなく、カナダ空軍の固定翼救難捜索機を配備する基地を回り、機体のパーツ交換などメンテナンス訓練を実施するために使用されます。AMTは、FWSARで調達される16機とは別に導入されます。SAR任務に対応する機体は、2020年後半からカナダに到着する予定です。
カナダ空軍の固定翼救難捜索機は、これまでDHC-5をベースとしたCC-115バッファロー、CC-130Hハーキュリーズを運用してきましたが、C-295Wをベースとした16機が新たな固定翼救難捜索機として置き換わる計画です。