世界初のA321P2F、シンガポールで初飛行 カンタスフレートが運航

世界初のA321P2F、シンガポールで初飛行 カンタスフレートが運航

ニュース画像 1枚目:A321P2F
© EFW
A321P2F

世界で初めてのA321貨物機が2020年2月5日(水)、シンガポールで初飛行しました。この機体は製造番号(msn)「835」で、2018年10月までトルコのオヌール・エアで機体番号(レジ)「TC-OBJ」として運航されていたA321です。

「835」は、航空機リース・MRO会社ヴァル・エアがオーストラリアのカンタス航空にリースします。カンタス航空は、A321を貨物機として運用する世界で初めての航空会社となり、カンタスフレートが運航、納入は7月を予定しています。

A321貨物機は、エアバスとSTアエロスペースの合弁会社「エルベ・フルークツォイクヴェルケ(EFW)」が2年かけて開発しました。A321貨物機は、既存の737貨物機と比較し、約50%となる9トン分の容積を追加で提供します。

なお、ヴァル・エアはEFWと、10機のA321旅客機を貨物機へ改修する契約を締結しています。

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