ロッキード・マーティン、フランス空軍に2機目のKC-130Jを納入

ロッキード・マーティン、フランス空軍に2機目のKC-130Jを納入

ニュース画像 1枚目:フランス空軍 KC-130J
© Lockheed Martin
フランス空軍 KC-130J

ロッキード・マーティンは2020年2月4日(火)、フランス空軍に2機目となるKC-130Jスーパーハーキュリーズを、ジョージア州のマリエッタ工場で納入しました。

フランスは、C-130Jを導入した17番目の国です。アメリカ政府の対外軍事有償援助プログラム(FMS)の一環として契約し、4機のスーパーハーキュリーズを導入しました。C-130J-30は2017年12月と2018年に、KC-130Jは2019年9月に納入されています。これらの輸送機は、C-130Hハーキュリーズと共に運用しています。

KC-130JはKC-135、A330MRTTに続く空中給油機で、主に回転翼機への給油を想定しています。KC-130Jとしては、固定翼と回転翼のいずれにも空中給油の実績が高いこと、さらに地上での急速補給も可能で、こうした能力を最大限に発揮させる狙いです。

フランス空軍のKC-130Jは、2018年にドイツが導入を発表したC-130J-30、KC-130Jとともに、両国による協力体制のもと運用する計画です。

C-130Jスーパーハーキュリーズは、これまで20カ国で導入され200万時間以上の飛行時間を達成している、「世界標準」となっている戦術輸送機です。

期日: 2020/02/04から
メニューを開く