豪無人機「ロイヤル・ウイングマン」、年内飛行に向けて胴体の組立完了

豪無人機「ロイヤル・ウイングマン」、年内飛行に向けて胴体の組立完了

ニュース画像 1枚目:ロイヤル・ウイングマン胴体
© Boeing
ロイヤル・ウイングマン胴体

ボーイング・オーストラリアは2020年2月10日(月)、2020年中に初飛行を目指している、オーストラリア空軍(RAAF)向け概念実証機「ロイヤル・ウィングマン」の胴体組立が完了したと発表しました。

「ロイヤル・ウィングマン」の全長は11.7メートル、航続距離は約3,700キロメートルで、複合材を多用した航空機で、3機製造を予定しています。単独自立飛行や、有人機と連携した飛行が可能で、情報収集、監視、偵察や電子戦の任務に対応できる器材を搭載します。開発費2,900万ドルは、オーストラリア国防省が負担しています。

開発には、オーストラリア企業が参画しています。BAEシステムズ・オーストラリアは、飛行制御コンピューターやナビゲーション機器などを提供、RUAGオーストラリアは降着装置を納入、フェラー・エンジニアリングは精密機械部品、AMEシステムズは配線織機を納入しています。

期日: 2020/02/10から
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