日米共同統合防災訓練、2月21日から23日に実施 陸海空17機が参加

日米共同統合防災訓練、2月21日から23日に実施 陸海空17機が参加

ニュース画像 1枚目:過去の訓練の様子
© 防衛省統合幕僚監部
過去の訓練の様子

統合幕僚監部は2020年2月21日(金)から2月23日(日)の3日間、日米共同統合防災訓練を実施します。この訓練は、南海トラフ地震が発生したと想定し、自衛隊と在日アメリカ軍の共同対処を実動で演練し、その連携による震災対処能力の維持・向上や関係地方公共団体などとの連携強化を図ることが目的です。

実施場所は関東、東海、近畿、中国、四国地域と、これらの周辺海空域で、演練の主要事項は、災害対処に関連する在日アメリカ軍との共同連携、主要部隊間の連携、関係地方公共団体との連携です。

訓練概要は、各級司令部での指揮幕僚活動、ヘリ映像伝送機等による情報収集や被害状況の把握、航空機や車両による増援部隊の移動・救援物資等の輸送 、護衛艦「いずも(DDH-183)」を拠点とした捜索・救難活動、洋上航空搬送拠点臨時医療施設(SCU)の設置や災害派遣医療チーム(DMAT)などとの連携、アメリカ軍と救援物資の輸送、捜索救難活動など共同訓練が予定されています。

訓練の統裁官は、中部方面総監の野澤真陸将が務めます。訓練参加部隊等や人数は、統合幕僚監部から約20名、陸上自衛隊から約2,000名、海上自衛隊の約450名、航空自衛隊の約110名、そして在日アメリカ陸軍と空軍が参加します。

参加する航空機や艦船は、陸自からCH-47JAが4機、AH-1Sが1機、UH-1が7機、海自からSH-60KとMCH-101が各1機と護衛艦「いずも」、空自はF-15が2機、CH-47J、UH-60J、U-125A、C-130H、C-2が各1機で、航空機は17機の参加を予定しています。

なお、参加部隊は、状況により変更する場合があります。

期日: 2020/02/21 〜 2020/02/23
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