成田国際空港(NAA)は2020年2月20日(木)、「CS Award 2019 Winter」の受賞者を発表しました。サービス事例を成田空港内に広め、空港スタッフのサービスレベルとモチベーションの向上をめざし、利用者の期待を超えるサービスを実現したスタッフを表彰する制度です。
今回の受賞者は3件、4名です。困っている旅客の気持ちに寄り添い最適な対応をした成田国際空港振興協会の柳澤衛さんと戸田みなみさん、空港に不慣れな旅客へのサポートをした空港ターミナルサービスの浅黄拓治さん、体調の優れない方への心遣いと案内をしたアシアナスタッフサービスの吉岡瑞生さんが選ばれました。
このうち、空港ターミナルサービスの浅黄さんは、とても焦った様子の外国籍の旅客に声をかけ、対応しました。この旅客は、出発時刻の55分前に利用するターミナルの間違いに気づいたということですが、成田空港に不慣れであったため、一人では間に合わないと思った浅黄さんは、旅客と2人で1つずつスーツケースを持ち、チェックインカウンターに向かいました。移動中のバスの中では、ターミナル到着後の動きについて案内し、無事、予約していた便に搭乗できました。後日、一連の対応についてお礼のコメントが寄せられ、率先してサポートしたことが評価されました。
成田空港では春、夏、秋、冬の年4回、シーズンアワードを開催し、その中から特に優れたサービスをしたスタッフを選出する年間グランプリも開催しています。