エア・カナダ、2社とA330やA220のメンテナンス契約を締結

エア・カナダ、2社とA330やA220のメンテナンス契約を締結

ニュース画像 1枚目:エア・カナダ A330-300
© Air Canada
エア・カナダ A330-300

エア・カナダは2020年2月24日(月)、AAR Aircraft Services Trois-Rivières(AAR)、アビアノール(Avianor)と機材メンテナンスの長期契約の覚書を締結しました。これはエア・トランザットとの合併を前提とした契約です。

AARは現在、ケベック州のトロワ・リヴィエールで、エア・カナダのA320とERJ-190のメンテナンスを担当してきます。エア・カナダとエア・トランザットとの合併でA330の機材数が拡大するため、これまで海外で実施していたメンテナンスをAARへ統合が可能になります。A330に加え、A321neoを含むA320ファミリーのメンテナンスを拡大する10年間契約で、トロワ・リヴィエールにこれらを収容できる必要設備に投資します。

アビアノールはこの契約により、ケベック州のミレベルでA220のメンテナンスを10年間、担当します。エアバス・カナダのA220製造工場に近接する場所に、25万平方フィートの格納庫を建設する計画です。エア・カナダは、A220で確定注文45機、オプション30機の契約を締結しており、すでに2020年1月から運航を開始しています。

この契約により、AARとアビアノールは、カナダでの航空宇宙分野へ新たな投資を促進し、機材メンテナンスに伴う雇用を創出します。

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