イギリス海軍・海兵隊、陸軍アパッチと北極圏で共同演習

イギリス海軍・海兵隊、陸軍アパッチと北極圏で共同演習

ニュース画像 1枚目:アパッチとワイルドキャット
© Royal Navy
アパッチとワイルドキャット

イギリス海軍とイギリス海兵隊のパイロットは2020年3月、イギリス陸軍のアパッチと共に、北極圏で実施されたノルウェー主導の「コールド・レスポンス」演習に10カ国、約15,000人と共に参加しました。地上部隊が第656飛行隊アパッチに対して近接航空支援を要請、コマンド・ヘリコプター軍、第847海軍飛行隊のワイルドキャットも支援に加わり、攻撃するターゲットを追跡しました。

アパッチは、2019年に北極圏にデビューし、2020年には北極圏内で初めてヘルファイアミサイルを発射しました。極寒での運用は独特で、機体、人、飛行でそれぞれ克服する課題があり、その方法を開発し、2020年は戦闘方法を開発しました。この体制を整えるには、イギリス海軍のコマンド・ヘリコプター軍の支援が重要で、今回の演習でヘルファイアミサイルを発射したことで、アパッチは攻撃能力を実証しました。

イギリス陸軍は、アパッチを67機導入しました。エンジンをロールスロイス製に換装し、艦上での運用も可能になっています。ヘルファイアは、対地及び対艦ミサイルで、アパッチは最大で16発搭載可能です。

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