エアバス、A400Mでマスクをスペインに空輸 新型コロナウィルス対策

エアバス、A400Mでマスクをスペインに空輸 新型コロナウィルス対策

ニュース画像 1枚目:A400M
© AIRBUS
A400M

エアバスは2020年3月23日(月)、新型コロナウィルス対策に追われるスペインに、A400Mでマスク約65万枚を提供するため、フランスのトゥールーズからマドリードへ飛行しました。

製造番号(msn)「056」のA400Mは、エアバスのパイロットが操縦してヘタフェ空軍基地へ着陸し、スペイン国防省へマスクを届けました。スペインに届けたマスクは、中国の天津からA330-800neoの開発機で空輸したマスク約200万枚の一部です。なお、この「056」は今後、イギリス空軍に「ZM421」として納入される予定の機材です。

エアバスでは今後、数日間にわたりヨーロッパ各国へ支援物資の空輸する予定です。A400Mは、主要諸元は、全長45.1メートル、全幅42.4メートル、巡航速度781キロメートル、最大積載量37トンです。運用を開始している国は、ドイツ、フランス、スペイン、イギリス、トルコ、マレーシアです。航空自衛隊で運用しているC-2と近い能力を持つ輸送機です。

期日: 2020/03/24から
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